基礎の種類とは
基礎は、すべての建物の基盤となる重要な部分です。
基礎の種類や特徴を知ることで、土地の状況や地盤に合わせて選ぶことができるでしょう。
そこで今回は、建物の基礎の種類についてご紹介します。
▼基礎の種類
■杭基礎
杭基礎とは、杭を地面に深く打ち込んで建物を支持する基礎です。
地盤沈下や液状化現象を起こしやすい地盤など、軟弱な地盤に対して行われます。
また地盤の状態によって、支持杭と摩擦杭の2パターンがあります。
支持杭は、鋼管杭を硬い地盤まで打設して基礎を支える工法です。
一方摩擦杭は、表面を凸凹状にした杭を地盤に打設し、杭と土の間で起きる摩擦力で支えます。
■ベタ基礎
ベタ基礎とは、床下全面を鉄筋コンクリートで覆い、基礎全体で地盤を支える構造です。
地盤の揺れに対して強く、防湿シートを利用しているため、湿気・シロアリ対策に適しています。
土砂の掘削量・型枠の使用量が少なく、施工しやすいのがメリットです。
■布基礎
柱や壁下だけに基礎を造り、建物からの力で地盤に伝える構造です。
木造住宅を建築する際に利用された基礎構造であり、古くからある工法になります。
湿気対策を施すと、カビやシロアリの発生を防ぐことができるでしょう。
■独立基礎
独立基礎とは、主要となる柱の下に単独で設けられた基礎のことです。
基礎の柱同士を地中梁でつなぐことで強固な基礎となることから、マンションやビルなどの大規模な建築物で利用されています。
▼まとめ
建物の基礎には、杭基礎・ベタ基礎・布基礎・独立基礎などが挙げられます。
建物により用いる基礎が異なるので、地盤に合わせた基礎を選ぶことが重要です。
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未経験からでも安心して挑戦できる職場なので、ぜひご応募ください。
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