耐力壁の種類について

query_builder 2025/01/03
コラム
52

建物に関心がある方は、耐力壁という言葉を聞いた事があるのではないでしょうか。
耐力壁といってもいくつか種類があり、種類ごとに造りも異なります。
そこで今回は、耐力壁とその種類について紹介していきます。
▼耐力壁とは
耐力壁とは、垂直方向や水平方向からかかる荷重に対抗するための壁です。
日本は地震や台風が多いため、建物を守るために大切な壁です。
▼耐力壁の種類
■鉄筋コンクリート
鉄筋コンクリートは、鉄筋量が多く壁が厚いほど強度が高まります。
そのため耐力壁では、鉄筋の量を増やして壁を厚くすることで耐力壁を作ります。
部屋と部屋を仕切る壁やインナーガレージなど、開口部が広い壁に使われるのが一般的です。
■軸組工法
軸組工法とは、日本で昔から使われている建築工法の1つです。
柱と梁・土台・床などで建物の枠組みを作りますが、これに筋交いを斜めに渡して補強します。
柱と梁だけでは横揺れに弱いですが、筋交いを通した壁を設けることで強度を高めます。
■枠組工法
枠組工法とは、2インチと4インチの角材と木製パネルで壁・床・天井を作る工法です。
建物を面で支えるため、耐力壁が6面の構造をしており頑丈です。
垂直の力が加わっても建物全体で支えるので、地震に強い特徴があります。
▼まとめ
耐力壁とは垂直や水平にかかる力に対抗する壁のことで、鉄筋コンクリート・軸組工法・枠組工法などの種類があります。
種類ごとに鉄筋コンクリート造の建物・木造住宅などに使われており、建物の強度を高めるのに最適です。
当社では、建物の基礎として重要な鉄筋工事を中心に取り組んでおります。
長野で手に職をつけて頑張れる仕事をお探しであれば、ぜひご応募ください。

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