安全靴を交換する目安とは
仕事に危険が伴う場所では、安全靴を着用していると安心です。
しかし、毎日のように履いていると、そのうちに傷みが生じてくるでしょう。
そこで今回は、安全靴を交換する目安について解説いたします。
▼安全靴を交換する目安
■破れがある時
「安全靴」とは、つま先の部分に芯を入れて強化し、靴底に滑り止めを施した靴のことです。
そんな安全靴に破れが生じた時は、速やかに交換しましょう。
特に注意したいのが、かかと上部の破れです。
ここは足を入れる際に靴を持って引っ張るため、どうしても破れが生じやすいと言えます。
破れによって靴が脱げてしまう恐れがあり、交換を考える重要な目安です。
■先端部の芯が見えている時
先述したように、安全靴の先端には「先芯」と呼ばれる部品が入っています。
安全靴の革が破損して先芯が露出すると、履いているうちに先芯の位置がずれてくることも少なくありません。
先芯がずれてしまうと十分な安全性を保てないため、早急に交換する必要があります。
先端部の芯が見えた時は、交換するタイミングと考えましょう。
■靴底が損傷した時
薬剤や熱湯を使う作業現場では、安全靴の底が足を守ってくれます。
そのため、靴底が損傷した時も早めに交換しましょう。
交換の目安となるサインは靴底のはがれと割れで、常に靴底をチェックする習慣をつけておくと安心です。
▼まとめ
安全靴を交換する目安に「破れがある時」「先端部の芯が見えている時」「靴底が損傷した時」が挙げられます。
これらに気付いたら、速やかに新しい靴に交換しましょう。
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